脱毛の効果は20代がピーク!?
年齢によって脱毛効果の出やすさが違うの??と思うかもしれませんが、実は脱毛が一番効果的な時期は男女共に20代がピークと言えます!その理由は各年代の毛質や肌質、またそれに影響される痛みなどに変化があるから。つまり、脱毛には適齢期がある、と言っても間違いでないのですよ。ここでは具体的にどんな変化があるのか、また10代、20代、30代、40代、50代…と年代によってどんな違いがあるのか詳しく解説していきたいと思います。
毛質・肌質・痛みの変化について
ここでは、具体的に毛質や肌質から見る脱毛の適齢期について詳しく解説しています。また、それにともなって「痛み」の感じ方にも変化があるので、是非参考にしてみてくださいね。
1.毛質について
私達の身体にはざっくり2種類、男女共に全身に生えている無性毛と、性ホルモンの影響を受けて思春期ごろから生えてくる性毛(脇、陰部、男性ではヒゲ等)があります。一般的に性毛の方が濃くしっかりとした毛質であることが多く、これらが生え揃うのがホルモンバランスも落ち着く20代以降ということになります。つまり、あまり小さなお子さんや、ホルモンバランスの安定していない思春期での脱毛は、大人になるにつれまだまだ毛量が変化する可能性があり、効果的な時期ではありません。
また大人の場合は、年齢を重ねるほど毛質は細く柔らかくなっていきます。最近では産毛に強い機種も出てきてはいますが、多くのレーザー脱毛やフラッシュ脱毛では、産毛よりも色のハッキリとした濃い毛の方が比較的効果が出やすいと言えます。さらに40代、50代と白髪が増えてくると、黒い色に反応して脱毛するレーザーやフラッシュ脱毛は、ますます効果が出にくくなってしまいます。これらのことから、20~30代前半くらいまでの毛質が、1番脱毛に向いているということになります。
2.肌質について
よくよく考えれば単純な話になりますが、子供のお肌は大人の約半分ほどの厚さと言われています。そのため大人よりもダメージに弱いお肌に、同じ出力で脱毛しようとすることは非常に危険です。おおよそ人の皮膚は、高校生前後で大人と変わらない程度に成長すると言われています。そのため16歳前後で脱毛できるかできないかのボーダーラインを設定しているクリニックやサロンも多く、子供の脱毛ではより限られた脱毛施設で慎重に行わなければなりません。
また、「お肌の曲がり角」という言葉があるように、30代に入ると少しずつお肌の衰えも感じてくるものです。若い頃のようにハリやツヤ、肌自体の保湿力がなくなってくると、脱毛する際のダメージをだんだん受けやすくなってしまいます。お肌を修復する力が弱まり、代謝が落ちるということは、肌トラブルにつながるリスクが上がってくるということです。20代であれば強い出力で脱毛できても、30代後半~40代、50代となっていくうちに、出力を下げざるを得ない状態へとなっていきます。個人差もありますが、若々しい健康なお肌を維持し続けることで、脱毛もしやすくなります。日頃から日焼け止めを使ったり、化粧水や乳液、ボディークリーム等を使って、お肌をいたわってあげましょう。
3.痛みについて
脱毛を受ける年代によって痛みが変わるの!?と思うかもしれませんが、お肌の薄い子供や、年齢を重ねて水分量や皮脂量が減ったお肌では、より痛みを感じやすく肌トラブルになりやすいと言えます。そういった意味でも、ホルモンバランスが安定し、お肌も若々しく健康な20代半ば~後半が1番痛みやダメージを感じにくい時期と言えるでしょう。痛みの感じ方は人それぞれですが、それはお肌の厚さ・水分や皮脂の量・毛根の深さ・毛の太さ・毛の色など、様々な要因が交差してその人だけが感じる痛みです。自分史上少しでも痛みを抑えた脱毛をするためには、子供であれば高校を卒業してから、大人であればなるべく若いうちに脱毛をしてしまうのが得策かと思います。クリニックであれば麻酔を使用できることも多くありますが、別途料金になったり、お肌のごく浅い部分にしか効かず思っているほど効かないことも多くあります。
また、女性の場合は月経や妊娠など、ホルモンのバランスが変化する時期が大人になっても続きます。脱毛サロンやクリニックでは、生理中の施術を受け付けていなかったり、妊娠中は脱毛NGとなっていることが多くあります。これは、生理や妊娠でホルモンバランスが不安定になり、お肌が敏感になることで痛みを感じやすかったり肌トラブルを引き起こすことを避けるためです。
年代別!脱毛の痛みや適応の違いについて
ここでは具体的に、お肌や毛質から脱毛にどんな影響が出るのかを年代別にまとめてみました。これから脱毛したい方、迷っている方は参考にしてみてくださいね!
10代未満の痛みや適応について
大人のお肌に比べると皮膚が薄く脱毛には向きませんが、3歳~脱毛できる脱毛サロン「ディオーネ」での脱毛であれば可能です。ほぼ無痛の脱毛を提供しています。また、赤ちゃんには産毛がたくさん生えていることもありますが、普段の生活をしているうちに抜け落ちていくことがほとんどです。あまり小さいうちに脱毛を考える必要はありませんが、多少濃くてもまだまだ成長の過程で変化していきます。気になるからといってカミソリや除毛クリームなどを使うのはNGです。お肌にトラブルが起きるだけでなく跡が残ってしまうと、後々脱毛したくても施術できない箇所になってしまう可能性があります。
10歳未満で脱毛できるサロン ・ディオーネ(3歳~) ・エピレ(7歳~)
10代の痛みや適応について
10代に入っても前半はまだまだ限られますが、後半になってくるとサロンでの脱毛はもちろん、医療脱毛も受けられる幅が広がってきます。ただし、女性は生理の周期が安定していないことも多く、ホルモンバランスの乱れから痛みや肌トラブルの可能性もあります。そのため生理がちゃんと来ているか、安定しているか、というところで脱毛可否の判断をしていることも多くあります。男性の場合も20代に入ってヒゲが濃くなることも多く、10代では脱毛を終えてもまた生えてくるリスクがやや高い時期です。また、未成年者の脱毛では親権者の同意書や同伴などが必要になることも多いので、親に黙って脱毛する、というのはNGです。
20代の痛みや適応について
20代に入ると生理の周期も安定し、若さもありお肌のバリア機能もしっかりしています。男性も20代半ば頃にはヒゲも生え揃う方が多く、この時期が一番脱毛効果を得やすいと言えます。自己処理のダメージもなるべく蓄積させず、できればこの時期にしっかり脱毛すると、比較的楽につるつるすべすべのお肌を手に入れることができます。ただし、体力のある年代は健康意識が薄く不摂生しがち…できるだけ栄養・休養はしっかり取り「健康なお肌で脱毛に備える」という意識を少しでも持つと良いすね!調子に乗って施術前に日焼けや飲酒などをしてしまうと、脱毛を断られてしまうので気をつけましょう。
30代の痛みや適応について
20代に比べるとややお肌の水分量が減ってきたり、30代後半からは敏感肌さんも増えてくる年代です。30代の前半と後半でやや差が出てくるところですが、前半であればほぼ20代とそれほど変わらず効率的な脱毛が可能でしょう。後半になってくると少しずつお肌のバリア機能の低下も感じる頃ですが、脱毛はもちろん可能です。ただし、色が抜けたりチラホラ混じりはじめた白髪がある場合に関しては、そこだけ効果が出ずに残ってしまうこともあります。数本残る程度であれば、美容電気脱毛(ニードル脱毛)での処理が便利で確実です。全国にあるTBCや対応している皮膚科などで受けられます。ちなみにTBCでは1本100円程度で処理してくれます。
40代の痛みや適応について
日頃のお手入れでかなりお肌の状態に差が出てくる年代ですね。長期に渡って自己処理を続けてきた方は、お手入れ方法が間違っていると色素沈着や埋没毛、また紫外線などの影響によりシミやしわなども出てきます。脱毛は色の薄い小さなシミ程度であれば問題ありませんが、あまりにお肌が濃くなっている部分があると、ヤケドの危険性もあるためその場所を避けて施術することもあります。また、毛質が産毛のように細く薄くなってきたり、白髪が増えてくるとなかなか脱毛もしにくくなります。脱毛を考えているのであれば、少しでも早く取り掛かりたいですね。
50代の痛みや適応について
40半ば~50代にかけては、介護脱毛を考える方も増えてくる年代です。介護脱毛とは、自分が将来介護を必要としたときのために、デリケートゾーンを整えておく脱毛のことを言います。見た目の問題だけでなく介助が必要な排泄などに備えるということで、近年少しずつ注目度も上がっています。脱毛したい方は、なるべく早くカウンセリング等行ってみましょう!白髪の脱毛は難しく、お肌も年齢を重ねるごとにダメージを受けやすくなってしまいます。また、可能であれば脱毛サロンよりも、万一の迅速なトラブル処置ができ短期間で脱毛が終わる医療脱毛の方がおすすめです。出力が高く、濃い毛はもちろん産毛や軟毛に効果が出やすい機種もあります。
※軟毛、産毛、色が薄い毛にも効果の出やすいクリニックはこちら
メディオスターなら白髪も脱毛できるって、嘘?本当?
男性も女性も、デリケート部位やヒゲなどに白髪が混ざってくるとかなり気になりますよね。サロンでのフラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛は、日々進化を続けており、様々な脱毛法が増えてきました!ところが白髪の脱毛となると、はっきり言ってこれらの方法での脱毛はほぼ不可能です。
一般的にレーザー脱毛もフラッシュ脱毛も「毛の黒い色」に反応して毛根部にエネルギーを届け、脱毛していきます。ですが近年「毛の色に関係なく脱毛できる」みたいな内容をよく見かけませんか?
これは、毛の色に反応し毛根をターゲットとする脱毛法ではなく、毛の成長に重要な役割を果たすバルジ領域等を含む毛包全体をターゲットとしているためこのような説明がなされています。この脱毛法に該当するのが、医療用だと有名なメディオスター、HAYABUSA、ソプラノアイスといった機種。サロンではストラッシュ等で導入されているSHR脱毛、恋肌のTHR脱毛、ディオーネのハイパースキン法…etcが似たような原理です。
これらの方法は、あくまで毛の色素に左右されにくい、というだけであって白髪が脱毛できるわけではありません。毛包全体にダメージ…とはいいつつ、それだけで脱毛するほどのエネルギーを照射することは難しいと言えます。実際クリニックやサロンでも、「産毛や軟毛、金髪もOK」等と書かれていることは多くありますが、少なくとも「白髪」の表記は見かけないですよね。薄いとは言え少しでも色素がないと、現在の脱毛技術で効果を得ることは難しいのです。
そこで最終手段…どうしても諦めきれない白髪がある方には、上記のどれにも当てはまらない「ニードル脱毛」であれば可能です。ニードル脱毛は白髪であろうが産毛であろうが埋没毛であろうが対応可能の最強の脱毛法。美容電気脱毛とも呼ばれていて、女性ではTBC、男性ではMEN’S TBCやダンディハウスで施術が受けられます。広範囲を脱毛するには非常に高額となるため、全体をレーザーやフラッシュで脱毛、白髪部分をニードル(美容電気)脱毛するというのが良いですね。TBCでは1本100円ちょっとで脱毛できますので、ポイント使いしたい脱毛法です。
※ニードル脱毛については絶対役に立つ「ニードル脱毛」の基礎知識に詳しく解説しているので、痛みや効果など気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
MIKI
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